フレンズつながりプラスワン(+1)研修で講演実技を行いました!

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7月14日(金)、国保日高総合病院3階講堂で開催されました、日高御坊地域医療福祉情報ネットワーク『フレンズつながりプラスワン(+1)研修』にて、「鍼灸治療における認知症予防と緩和ケアについて」の講演および治療の実演をさせていただきました。


医療・介護に携わる様々な専門職の方々に、鍼灸の素晴らしさと鍼灸師にできることを知ってもらいたいという思いを胸に精一杯務めさせていただきました。
それぞれの分野で鍼灸師の価値を見いだしていただき、連携するご縁に繋がれば、そしてその輪が全国に広がれば何よりです。
普段は鍼灸師・鍼灸学生のみなさんの前でお話しさせていただくことが多いのですが、鍼灸業界以外の方々にお話しさせていただく機会は滅多にないので、大変勉強になりました。

ありがたいことに、質問もたくさんしていただきました。
その中で、10年前にご家族の方が癌で闘病されておられ、痛みが酷く、当時鍼灸のことを知っていれば是非受けさせてあげたかったと仰って下さった方がいました。

これには、思わず、「鍼灸を知らない方々がたくさんいらっしゃるのは、我々鍼灸師の責任です」という言葉が喉をついて出てきました。
受療率の問題も含め、鍼灸業界全体の怠慢であると反省させられました。
前後しますが嬉しい言葉をありがとうございました。


本日の交流を経て、収穫と課題を得ることができました。
みなさん、鍼灸を知らないだけで知っていただけると興味を持っていただけます。
やがて必要不可欠なパートナーにまで昇華するためには、どんな場にでも顔を出して交流を深めることが大切です。
もちろん、QOLの向上など目に見えた結果を出すことは言うまでもありません。
様々な課題をクリアしていけば、医療の分野でも介護の分野でも鍼灸治療が必須の世の中が必ず来ます。
そのためには、業界全体で頭と体に汗をかかなければなりません。
それぞれの立場でやれることを懸命にやりましょう!
自己の研鑽はもちろん、後進の育成にも全鍼灸師が関わってください。
僕は、僕自身がそうしてもらったように、学と術は望む者には民主自主公開という立場を取っています。
臨床で治療効果でもって患者さんにスモール広報を、業団を通じて国民にビッグ広報を一人一人が責任と自覚をもって取り組んでください。
そうして、鍼灸師の未来を創造していきましょう。
いつも言わせていただいている言葉ですが、みんなで一緒に生活も心も豊かな鍼灸師に成りましょう。

それぞれ流派も属する団体も違いますが、同じ鍼灸師というくくりに変わりはありません。
鍼灸受療率を上げるという共通の目的を達成するために、一人でも多くの国民に鍼灸のファンになってもらえるように力の限りを尽くしましょう。
よろしくお願いします。

最後になりましたが、平日にも関わらずお集まりいただいたみなさまには心より感謝申し上げます。

そして、このような機会を与えてくださった、日高医師会在宅医療サポートセンター運営委員の湯川憲治様、御坊市地域包括支援センター副主任の谷口泰之様、元一般社団法人和歌山県鍼灸師会副会長(故)木下眞人先生に、深く御礼申し上げます。


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by dentouijutu | 2017-08-12 00:19 | 学会・研修会

生活も心も豊かな鍼灸師を目指して。