2016年 12月 18日
災害医療に関する講習会
本日、(一社)和歌山県鍼灸師会主催、災害医療に関する講習会が、『稲むらの火の館』にて開催されました。
※【稲村の火】【濱口梧陵(はまぐちごりょう)】
安政地震津波襲来時、稲むら(稲束を積み重ねたもの、和歌山の方言ではすすき)に火を放ち、この火を目印に村人を誘導して多くの命を救いました。
この実話をもとにしたのが「稲むらの火」です。
梧陵はその後も被災民救済と復旧に尽力したばかりか、百年後の津波に備えるために巨額の私財を投じ、高さ5m、幅20m、長さ600mの大堤防を築きました。
この大工事に村人を雇用することによって、津波で荒廃した広村は奇跡の復興を遂げました。
広村堤防は1938年(昭和13年)、国に史跡指定され、毎年11月には100年余りの歴史がある「津浪祭」が開催され、梧陵の偉業を称えています。(館内パンフレットより抜粋)
濱口梧陵碑
講習①「震災発生時の和鍼会・近畿ブロック会・日鍼会の活動予定」
講師は、副会長、中田先生。
熊本地震でのボランティアを織り交ぜて、和歌山県が被災した場合のシュミレーションを講演していただきました。
講習②「避難所運営ゲームHUG」
終始緊張感を途切らすことのできない実習で、もう何度目かですけど頭と体に汗をかかずにはいられません。
そして何度やってもためになります。
非常食をいただきました(^^♪
講習③「稲むらの火の館 施設見学」
3Dシアターを鑑賞して、防災について学びました。
2本目の稲むらの火の実写がすごく良かったです。
梧陵のリーダーシップ、行動力、次世代への防災精神の継承等々、村民を平和を願う真っ直ぐな想いに胸が熱くなりました。
こんなのも観れます。
屋根で3mです。
上に登ってもダメですね。
絶対に高台へ逃げなきゃです。
早急に家族、スタッフで避難訓練、避難路確保をやろうと決めました。
これに尽きます。
濱口梧陵記念館~
ん?和漢三才図会!?
みなさん、是非一度、稲むらの火の館に足を運んでみてください。
役立つ知恵が満載です。
防災の大事です。
by dentouijutu
| 2016-12-18 17:53
| (一社)和歌山県鍼灸師会