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学生とはりのお勉強2016~⑦

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応用鍼灸治療学実習Ⅱ(鍼灸A)の7回目は、経絡治療における標治法を実習しました。

経絡治療では、【本治法】で生命力を旺盛にし自然治癒力を高め、【標治法】で諸症状のさらなる改善をはかります。

私たちが臨床実践している経絡治療は、本標ともに痛くない鍼と熱くないお灸にこだわっています。

接触鍼や知熱灸で十分コリを弛めることができるのは、今日の実習でやってもらった通りです。

「浅い鍼で効かせられる理由ですが、

東洋医学的にはを動かせばが動き、水が動けばが動きます。
気は体表を流れていますから浅い鍼で気は動かすことができます。

現代医学的には、慈恵医大の早川教授によると、血管や神経やリンパ等の人間にとって大切なものが密集しているのが、体表から浅筋膜の間のエリアだと。このエリアに刺激を与えることでこれらの組織の運動を活発にすることができ、全身に影響を及ぼすことができると仰っておられます。

また現代鍼灸の父、故木下晴都先生は、筋肉に刺激を与えると局所の炎症をとることができると仰られているように、深い鍼も大切で絶対に必要な技術です。
患者の体に合わせて浅くも深くも刺せるようになってください。」

頚肩背腰部を緩める下腿のツボは、東洋はり医学会関西支部名誉支部長宮脇優輝先生が発見され、『医道の日本』でシリーズ連載されました。
そしてその際に用いる撚鍼で硬結を緩める手技は、東洋はり医学会元会長故柳下登志夫先生が開発されました。

今日伝授した技は、実はとてつもなく凄い技です。
いつか誰かを救えるようにしっかり練習してください。

来週も凄いです。
空間を自在に操れる【子午治療】と【奇経治療】をやります。
楽しみにしておいてください。

by dentouijutu | 2016-11-10 00:16 | 森ノ宮医療大学

生活も心も豊かな鍼灸師を目指して。