2015年 12月 19日
仲間と鍼のお勉強11
この日も50人ぐらい参加していたでしょうか、大阪はもとより兵庫から、京都から、和歌山から集結しました。
僕は7班の実技指導を担当させていただきました。...
一例目のモデル患者が肩の痛み。
二例目のモデル患者が膝痛と肩関節痛。
三例目のモデル患者が目のかすみと疲労。
班員たちがディスカッションしながら証決定を行います。
その証に従って、一人づつ順番に鍼を打ち、一鍼毎に体の変化を確認していきます。
指導者は、班員が刺鍼中、患者の脉状を診ながら、手さばきの適否をリアルタイムで伝え、良い方向に向かうように指導します。
これがまた勉強になります。
このようにしてそれぞれの立場でお勉強します。
一例目は肝虚証の右適応側で、二例目も肝虚証の右適応側で、三例目は腎虚証の左適応側で進めていきました。
水勉では、問診と体表観察から病因病理を読み解き証を導く訓練と、脉状に影響させて体を変化させる鍼が打てるように成るためのお稽古を18:45~20:45までみっちりやります。
そして何といっても最大のウリは、参加者全員が鍼を打てる事に尽きます。偉い先生の治療を取り囲んで見るのももちろん勉強になりますが、やっぱり鍼を打って、自分の鍼の良し悪しを指導してもらいたいですよね!
さてみなさん、今日の臨床に活かすことはできましたか?
by dentouijutu
| 2015-12-19 23:21
| 東洋はり医学会関西支部