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仲間と鍼のお勉強7

東洋はり医学会関西支部 10月の例会 IN森ノ宮医療学園専門学校~

今日も関西にとどまらず、全国から約130名の会員が集い経絡治療のお勉強に励みました。

朝の支部長あいさつで、四時の病として咳とアトピーの治療をお話しさせていただきました。

名誉支部長宮脇優輝先生の臨床こぼれ話は、難治性のヘルペス・三叉神経痛を経絡治療と奇経治療で巧みに治された症例で、流石我が師匠と誇らしげになりました。

午前の講義は、1講目は、夙川で女性・小児専門で門前市をなす、白川先生の経絡治療による小児はりのお話しと実技公開。

2講目は、園田の鬼才丸尾先生の経絡治療による美容鍼灸のお話しと実技公開。デモンストレーションの患者として上がらせていただき施術していただきました。お陰で男前がより男前になりました。

3講目は、会員による症例発表で、僕は講評をさせていただきました。一人目は遺尿症、二人目は頚椎症の症例で、お二人とも難しい症例を工夫しながら治療されているなと感心しました。
発表者がよりよく治療できるように、発表を聴いている会員のみなさんも同じような患者さんが来たときに好成績をあげられるように、これらの治療法をアドバイスさせていただきました。

お昼休みは、新春シンポジウム『精神疾患』の打ち合わせと支部のパンフレットの表紙撮影等で目まぐるしく過ぎていきました。

何とここで思いもよらぬ出来事が!
同じ校内で開催されている経絡治療学会阪神部会(大上先生、名称間違っていたら申し訳ございません。)に日本一の鍼灸湯液家であられる池田政一先生が講師で見えられているとのことをお聞きし、急いで会場の教室へ階段を走り下りていきました。
講義前にも関わらずに、ご挨拶をさせていただくことができました。
池田先生いつも突然で申し訳ございません。

こうして思いもよらぬ対面が叶い、嬉しい気持ちで午後の例会に臨みました。

午後は先ず、私の臨床室。
今月の担当は榎本先生による小児の症例でした。
これからもどんどん経絡治療で子供たちを元気にしてあげてください。

そしてメインの全体実技。
僕は研修部の実技を担当させていただきました。
今月の基本刺鍼は、瀉法の手技です。
僕の前腕に、会員のみなさんに瀉法の手技をやってもらい、一人一人修正点を指導し、手本を見せ、再度やっていただきます。
このように、手から手への指導が本会の特徴です。
やってもらって、やってみせてあげて、やり直してもらうことが大事ですね。
班員の瀉法の手技をチェックした後は、患者を上げて模擬治療です。
診察診断から治療までを実際に行い、弁証力と刺鍼技術を磨きます。
みんなでディスカッションして証を立て、それに基づいて鍼をしていきます。
指導講師はみんなが正しい証を立てられるように導きます。
そして会員が鍼をする際は、患者の脈を見ながら、生きて働いている穴が取れているか、良い刺鍼ができているかを、手技毎に反映される脈状から察知して、その良し悪しをリアルタイムで伝えます。

このように、モデル患者・施術者・検脈者の三位一体で研修することで、刺鍼技術と診脈力の向上をはかることが可能となります。
このような集団指導体型もまた本会の独自性のひとつです。

一例目は、アトピー性皮膚炎で、左適応側の腎虚脾実証。

二例目は、喘息で、左適応側の腎虚証で治療を進めていただき、足らずを手直しさせていただき、お土産で奇経を取ってあげました。

でもみなさん流石研修部です。
鍼がとてもお上手でした。

今日得たことを、明日から早速患者さんに還元して喜んでいただけるように頑張ってください。

来月も経絡治療のお勉強に励みましょう!
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by dentouijutu | 2015-10-19 00:27 | 東洋はり医学会関西支部

生活も心も豊かな鍼灸師を目指して。