2012年 11月 09日
上下・前後・左右
「上は下で取り、下は上で取る。左は右で取り、右は左で取る。背は腹で取り、腹は背で取る」とある。
古代の医者はもうすでに、空間的ものさしを持って、診察診断治療を行っていたことになる。
気の働きを重視し、その偏在に重きを置いていたからであろう。
すばらしい。
例えば、奇経治療における取穴が、9割がた定則になるのも、空間的配置が関係しているためであろう。
by dentouijutu
| 2012-11-09 18:21
| 中宮院の病気治し