2012年 08月 25日
鍼について
血の変化の患者には、鍼がたわまない程度にそうっと押し続け、もうこれ以上進まないところで、左右圧をかけて抜鍼する。
気の変化の患者には、鍼尖を接触させ、穴所に鍼を立てたら押さずに左右圧をかけて抜鍼する。
このように鍼をすれば、鍼をした時よりも、鍼をした後の方が脈がよくなってくる。
そうすると、今日よりも明日からの方が体が段々と楽になってくる。
気虚が甚だしければ、鍉鍼がこれに取って代わって用を為す。
by dentouijutu
| 2012-08-25 03:39
| 中宮院の病気治し